高取国際高等高校で歯の検診を行いました
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みなさんこんにちは!
よしだ歯科医院です。
当院は長年、奈良県のいくつかの公立学校の校医をさせていただいていますが、
今月は高取国際高等学校で660人の学生の皆さんの歯科検診を行いましたので、
その様子をお伝えします。
2日間に分けて660人の生徒さんの歯を診させていただきました。
感想として、
全体的に虫歯は少なくなってきているものの、
虫歯ゼロの生徒は少ないという事実を改めて確認しました。
学生のみなさんへ、日々のケアをしっかりと行っていただくことが重要であることをお伝えしました。
しかし、何より気になったのは、顎関節症のような症状を持つ生徒が数名いたことです。
学習に集中するため、またはスポーツなど、集中したりストレスを感じると、
無意識に歯を食いしばることがあり、それが顎関節症を引き起こす可能性があります。
これは口腔ケアだけでなく、生活習慣やメンタルケアとも密接に関連しています。
良好な発育には口腔ケアだけでなく、生活習慣やストレスのコントロールも重要です。
対処法としては、
普段無意識に以下のことをしていないか確認し、普段の生活を見直しましょう。
・頬杖をつく
・食事の際に右か左の歯だけで片噛みをする
・突っ伏して寝る
顎に左右差のある力がかかるのは顎関節症によくないので気をつけましょう。
症状がきつい場合は、
開口訓練(お口の開け締めのトレーニング)をするほうが良いですが、
治療の前にまず、歯科医院を受診することをおすすめします。
2日間を通して高校の生徒たちは皆、礼儀正しく、笑顔が素敵でした。
みなさんの健康な口元を維持し、自信をもって笑顔を見せることができるように
これからもしっかりと検診を行なっていきたいと思います。
高取国際高等学校の皆さん、
ありがとうございました。