• 休診日
    木曜・日曜
  • 0744-52-4618

  • 24時間受付Web予約

口腔外科

口腔外科とは

口腔外科とは、口腔、顎、顔面のトラブルに関して対応する診療科目です。具体的な疾患としては、親知らず、運動や交通事故などにおける外傷、口腔粘膜疾患、口腔がんなどの検査・治療を行います。口腔に関わるトラブルを解消すれば、食事や会話などの機能的な障害に加えて、健康的な美しさを取り戻せる効果も期待できます。当院では対応が難しい治療に関しても、提携している大学病院などに紹介いたしますので、お困りのことがあればすぐにご相談ください。

当院には口腔外科認定医が在籍しています。

当院の院長は日本口腔外科学会の認定医です。また、大学病院や総合病院の口腔外科で勤務してきた経験を持っています。
口腔外科では歯やお口の中だけではなく、お口の周り、あごなどのさまざまなトラブルの治療を扱います。そのため当院では、診断や治療が難しい親知らずの抜歯、顎関節症、お口周辺のケガやできものなどの治療にも対応。症状の重い患者様には、大学病院へのご紹介も可能です。

親知らずの抜歯

当院ではレントゲンやCTなどで、事前の検査を徹底し、スピーディーに親知らずの抜歯を行うよう心がけているのが特徴です。親知らずの抜歯は、何の問題もなく治療が終わる方もいれば、大学病院で時間をかけて処置しなければならない方もいるなど難易度に差があります。そのため、まずは検査を受けて、歯の状態を確認することが一番重要です。もしも難症例だった場合(神経に近い、横向きに生えているなど)は、迅速に提携している病院にご紹介します。

親知らずを抜歯するメリット

むし歯や歯周病を防ぐ

親知らずは、最後に生える永久歯です。一番奥に生えるため磨きにくく、汚れが蓄積しやすいのが特徴です。そのため、むし歯や歯周病のリスクも高まります。

歯並びの悪化を防ぐ

親知らずはまっすぐ生えてくれば、あまりトラブルは生じません。しかし、多くの場合、傾いたり、横向きになったりして生えてきます。その状態を放置すると、周りの歯に圧力がかかり、お口全体の歯並びが悪化する可能性があります。

口臭の悪化を防ぐ

親知らずはブラッシングがしにくく、汚れが溜まりやすい歯です。そのため気づかない内に口臭の原因になることがあります。
また、むし歯や歯周病になると口臭の度合いも強くなります。

親知らずを抜歯しないメリット

ブリッジの支台にできる

歯を失った場合にブリッジという治療法があります。これは他の歯を支えにして、義歯を装着する方法です。親知らずを残しておけば、ブリッジの際、支えの歯に利用できることがあります。

歯を移植できる

歯を失った場合に、親知らずをその部分に移植できる可能性があります。これを歯牙移植と呼び、自分の歯を使うためトラブルが生じにくいのがメリットです。

顎関節症

口を開けると痛みや違和感を覚えたり、ポキポキと音が鳴ったり、そもそも口を大きく開けられなかったりするなどの症状があれば、顎関節症の疑いがあります。
顎関節症は顎の関節、関節円板、靭帯、筋肉、骨など疾患を総称したものです。症状を放置すると、肩こり・首の痛み・頭痛・めまいなどの全身疾患の原因になることもあります。

顎関節の治療

スプリント療法

顎関節症の治療において一般的に用いられるのがスプリント療法です。硬性アクリルレジンで製作し、上顎あるいは下顎歯列に装着します。
主に就寝時に利用することで、顎関節症の主な原因になっている歯ぎしりや食いしばりを改善する効果が期待できます。